ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー③

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前記事では突っ込みたいところ言いたい放題書いちゃいましたね。素晴らしかったとこについても書きますが切りに切り取りました笑

全部書くときっと人生終わってしまうので

では挙げてきます。


❶やっぱりテイラーはガブリエラにとって素敵な親友

トロイとこれからも一緒にいたい為にアルバカーキに残りたいと話すガブリエラ。そんな彼女にスタンフォードの夢を蹴っちゃダメ、初恋の相手なんてその内忘れる、というテイラーですが、ここでガブリエラは得意の涙(⁈)を流します。そんな彼女にもテイラーは優しく『大切な初恋だよね』と言います。『高校時代の恋人とは卒業したら終わる』といったテイラーの彼氏のチャドと『他にも男性は沢山いる』というテイラーはおそらく卒業で自然消滅したのかと予想しますが(HSMファンとしてはちょっと寂しいけど)

サッパリとした大人な考えが持てるテイラーはイケメンですね。今作はテイラーはプロムの誘いに関してはうるさかったですがやっぱり彼女はガブリエラにとって『永遠の彼氏』といっていいでしょう

(まとめ方が雑ですみません)


❷カリフォルニアまで来るトロイはやっぱりトロイ

スタンフォード大研修プログラムに参加したガブリエラはプロムには戻ってくるはずだと思いきやサヨナラはもう言いたくないとか言い出してプロム放棄発言をするのです。行く前はサヨナラは得意だとか言ってたくせにな。。。でもそんな中でもちゃんと結果を出すトロイです。プロムには行く宣言をチャドにして、1695kmも遠くにいったガブリエラにプロムを連れに会いにいってきます。世界中のトロイファンは言うまでもなくここでまたハートを打ち砕かれたことでしょう。2人のデュエット曲 Can I have this dance?

がここでもう一度流れプロムのシーンも映ります。あのトロイにあんな誘われ方されたら全ての言語でYesを答えずにいられませんね。演じるザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンスは当時リアルに交際していたのでもう演技ではなく本当の"ザネッサ"の想いが表れててここもまたHSMシリーズに更なる魅力を与えていたのかと思いました。


❸両方できるを証明してくれるトロイ

これはシリーズ通して伝えてくれるHSMの最も言いたいテーマなのではないかと思います。いつみてもトロイのこの思いにジーンときてしまいます。特に今作のでは何度みても泣きそうになります。自分の進路発表でバスケと舞台両方選んだこと、カリフォルニア大学なら両方出来るからそこに進むと。そして更にガブリエラの通うスタンフォードと51kmしか離れていない距離だからと!

どちらかをとるならもう一つは諦めなくてはなどという考えではなく、両方できるという事、しかも今回は愛するガブリエラとの事まで考えてもってくとは、トロイは最後までトロイですね。シリーズの最終作の最後だからってのと改めてここでシリーズ通して普遍のテーマを持ってきて全部が極まって何度みても泣きそうになります。大人になって久しぶりにみた今でもです。


映画の感想を書いたのは初めてで不慣れな為長く書き過ぎたかと思いましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー②

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3作目は劇場公開作品だけあり、素人の私にはちゃんとわかった訳ではありませんが映像の技術が前2作と比べてクオリティが高い気がします。カメラワークとか、色の映り方とかが前2作と全然違います。すみません、この辺は観ればきっと分かって頂けるであろうかと思うのでこの辺にしておきます、、、

 

ちょっとこの辺で疑問に思ったとこや突っ込みたいとこが何点かありましたので挙げていこうと思います。


❶ロッカーの服を奪って儀式⁇を行うイース高校バスケ部の謎の習性

今作は主人公トロイたちが最終学年というストーリーなので所属していたバスケ部『ワイルドキャッツ』も後輩たちに引き継ぐという場面が出てきます。後輩として今作初登場したジミーとドニーのロッカーの服をトロイとチャドが盗み取り戻してみろと逃げて後輩たちを裸のまま走らせるシーンがありました。高校生にもなってなにしてんだと私は呆れてしまいましたが…このような男子バスケ部などは普通によくある事なのでしょうか⁈だとしても私には理解出来ませんでした。中学生、下手したら小学生で卒業するべきレベルのいじめにも見えてしまう可能性もあるため主人公キャラにこんなことさせるのは良くないのではないかとも思いましたが。まあ、ちょっとイタズラするくらい盛り上がるシーンの1つとして入れても良いという事で入れたんだろうと思われますが。


❷意外に面倒くさい⁈テイラー

チャドにプロムに誘ってもらうのにカフェテリア中の皆んなの前で発言させたテイラー。

後ほど書きますが良い子だけどちょっと面倒な時があるガブリエラとは違って、サッパリ系女子で大人な考えも出来るキャラだと思ってましたが今作のプロムの誘いに関してはBFのチャドに盛大さを求めてましたね。いやあ、そりゃプロムって大事なイベントなんだろうけど、あそこまで頑張らせるものなのかい…苦笑 プロムに誘われたことのない私には分かりませんが、大分恥ずかしがってたチャドにはちょっと同情しました。いやあでもここまで、いやこれくらい⁇体張る男子だからこそ女子は心を打たれるんでしょうね。あと乙女心って時には怖い笑


❸ジミーとティアラの微妙で始まり微妙で終わる関係

またまた今作初登場の後輩女子、ティアラと先程も触れたジミーの会話が1シーンだけありますね。それぞれが代役に選ばれたことから喜び、お互いあくまで代役だから大した話なんかじゃないと言い合いはじめたシーンです。最後はジミーが軽いかんじでデートに誘おうとしてましたが、この2人はお互い気になる存在だろうという匂わせだけして終わります。この先の進展も見てみたかったのですが今作はトロイガブリエラたちお馴染みのメンバーがメインの作品で初登場の後輩たちはあくまでイースト高校を引き継いでもらう存在として登場した脇役なので深く掘り下げなかったのだと思います。


❹ウィル・スミスvsデ・ニーロ⁈

大して着眼点にするとこではないだろ、って点ですが。ちょい気になったので。トロイとチャドが歌う Boys are back の歌詞の中で。この2人、世代も系統も違いそうだと思ったので張り合わせる2人じゃなくない⁇と突っ込みたくなりました。はい、それだけです。


❺女子の面倒くささ代表ガブリエラ

幼い頃から夢だった名門スタンフォード大からのオファーをもらうがトロイと一緒にいる為にアルバカーキに残りたい思いと葛藤するガブリエラも今作のポイントの1つですね。しっかり夢だったスタンフォードに進む決断をして研修に参加してきます。ですが、プロムの為に一旦イースト高校には戻るべきなのに、またトロイに会ってしまうとサヨナラはもうしたくないから戻れないとかいう我儘を言い出します。ガブリエラのこの面倒くささはシリーズ通して出てきます。今作も例外ではありませんね。ライバルのシャーペイとは正反対で優しく女の子らしい性格の正統派ヒロインの位置づけですが私はガブリエラのこういうところは理解出来ません。単なる我儘だと思います。まあこの件は最終的にトロイがしっかりとイケメンヒーローぶりを発揮して解決されます。

私が思うには、思春期の時代には男子と女子の成長の仕方が違うということをこの主役カップルを通して表してるというのもあると思います。女子の方が大人として先に進んでるが、男子はそんな女子の気持ちが理解出来なくなることがある。トロイの場合はガブリエラが毎回わかってほしいアピールをだして最後はガブリエラが良いようにと思う選択をしてその度に成長する、みたいな恒例のパターンですね。

 

❻シャーペイとガブリエラの関係の行方はうやむやなまま⁈

そして今作もシリーズ通して恒例の『シャーペイ負かせ』が最後にされます。ショーの一番良い役をシャーペイから奪うというパターンですね。

いつも我儘で欲しいものの為には手段を選ばないシャーペイですが、努力もちゃんとしており、時折上手くいかず泣いてしまう人間臭い一面もあります。そんなシャーペイに私は好感を持てるのです。だから毎回シャーペイが泣くシーンは私もちょっと悲しい気分になってしまいます。ですが、今作の最後はちゃんと自分で輝きを取り戻しにいくのでそこでシャーペイの強さがよく表れててまた彼女のファンになってしまいますね。今作ではこの2人のバチバチ感がほとんどなかったのに少し寂しさを感じたといいますか。

そんな2人でしたが最後の卒業式のシーン(トロイが大切な人についてのスピーチで)では微笑み合ってましたね。ここでそれぞれが自分の卒業後の道をみつけ、一皮むけて大人への一歩を進む準備が出来た、という表れに見えました。そんな今作の素晴らしかったと思う点は次の記事で書きます。

ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー①

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長いので略称のHSMと以下は表記していきます。

ディズニーチャンネルオリジナルムービーから始まった人気シリーズ3部作の完結編ですね。元はテレビ用映画だった為製作費は低予算の部類に入る映画でしたが歴代のディズニーチャンネル作品の中でも群をぬいた圧倒的人気作品となった為に続編が作られ、3作目で晴れて劇場公開されたシンデレラ作品⁈です。日本のメディアも地上波放送されたり劇場公開もされたりとかなり力を入れてもらい結果日本人の観客の心もつかみ大成功となったシリーズでしたね。

 


このシリーズは一見若者たちによる若者向けのよくある青春映画ですが、世界中で大人気の作品なだけあって観るものを惹きつける魅力が沢山詰まってます。

 


私がそう思う理由を書きますと。

ミュージカル映画の黄金時代こそ20世紀半ば頃と過去の事ですが、現代でも色褪せないという事を証明してくれる作品だと思います。そんな事言うてますが私はミュージカル好きって訳ではないです(黄金期のミュージカル映画てメリーポピンズくらいしか分からないレベル)

ですが、古い映画を観て思うイメージは、

当時はまだ未開発なものが沢山あり、だからこそ人々の夢が沢山あってその時代だからこその良さが感じられます。HSMは作中の世界観は普通の現代アメリカです。魔法とかが出てくるファンタジー系ではなく現実世界を舞台にした実写映画で私たちが生きる世界であり得るような世界観です(不慣れな為表現分かりづらくすみません、、、)

そんな普通のアメリカ人高校生のストーリーを上手くミュージカルにマッチしあげちゃった作品なのかなと思います。主人公たちが通う高校の演劇がストーリーのポイントの1つなので劇中劇のカテゴリーに含まれますね。それも上手いこと収まったのもあるかと思います。

以上、ミュージカルを上手く作りあげたことを長々と書きましたが、やっぱり魅力的な出演俳優たちと印象に残る歌ばかりなのが何よりの人気の大元だと私は思います。(←結局簡潔だな)これら出演者や歌についての魅力もそれぞれで語りたいとこですが長くなる自信があり切りがなくなりそうなので今回のとこは遠慮させていただきます。それらぜーんぶが作品全体に色味を与えて低予算ながらもキラキラ輝く作品となったのだと思います。

なんてコストパフォーマンスの良い作品なのでしょう!!(すみません)

ここまではHSMシリーズ通しての素晴らしさを語ってしまいました。今回は3作目についてなので3作目に着眼点をおいて書いていきます。

 


この映画は個人的に色んな思いがある為正直語りはじめるといつ終わるかわかりません。

なので、切りに切り取って思ったことまとめました。ですが、それでも記事はこれを含めて3記事に分けました。次の記事では疑問に思ったことをまとめさせていただきました。

続く

はじめに

初めまして。

映画や旅行についての備忘録を記していこうと思います。

 


気ままに気分で書いてこうと思います。

映画は主にディズニー、昔のやつももう一度見返して復習してみようという意図もございます。

 


共感や突っ込みなど、読んで何か感じてくれたら幸いです。